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Interview

楽天で100名エンジニアを率いた元シニアマネージャーがfor Startups, Inc.(旧:NET jinzai bank)で目指す『国レベルで見たエンジニアの最適配置』

楽天からfor Startups, Inc.(旧:NET jinzai bank)へ。ベンチャーにチャレンジするなら今がラストチャンスと思った

高専から大学院まで一貫して情報工学を学び、凸版印刷から楽天へ。伊勢路真吾の経歴だ。いずれも大企業。楽天では、約100名のエンジニアを率いるシニアマネージャーの要職にあった。安定した会社で評価もされ、仕事も充実していた。だが、伊勢路にはベンチャーへと駆り立てる思いがあった。初めてのベンチャーは、自分のパフォーマンスがダイレクトに事業に影響する刺激的な世界だった。

調整に時間を費やす仕事に違和感を覚え、ベンチャーに挑戦したい思いが沸き上がる

伊勢路真吾は、凸版印刷でWebサービスの開発に携わった後、2010年、30歳のときに楽天に転職した。当時、既に楽天は大会社。eコマースのマーケットは拡大を続けており、楽天ほどのできあがった会社でも、毎年二桁の成長を遂げていた。伊勢路は、プロデューサーとして事業を推進する立場にあり、『楽天市場』のシステム開発などに携わった。

「2桁成長している組織には、勢いがありました。既にメガベンチャーでしたが、中はまだカオス。ちょうどレコメンデーションやリターゲティングをやり始めた頃でもあり、自分が開発に努めた機能で何十億という流通額が生み出されました。非常に手応えがありました」。伊勢路は、当時を振り返る。開発部隊は、何百人という規模に達していた。そんな大組織で、伊勢路は存分に手腕をふるい、評価され、マネジメントのポジションにも就いた。

しかし、管理職になり、組織課題の解決や人と組織の管理、調整が主な仕事となるうちに、伊勢路は次第にモヤモヤした思いを抱くようになった。自分個人のパフォーマンスで会社に貢献するのではなく、調整に時間を費やすようになったことに違和感を覚えたのだ、開発部隊のシニアマネージャーとして、約100人のエンジニアを率いる傍ら、伊勢路は、次に進むべき道を模索しはじめた。

迷う伊勢路に一つの気づきを与えたのは、楽天の元上司で、スタートアップのCTOというキャリアを選んだ人物だった。

凸版印刷、楽天と大企業2社で、評価も受け、順風満帆に過ごしてきた伊勢路だが、大企業からベンチャーに飛び込むという選択肢に対して、抵抗はまったくなかった。「元々、ベンチャーには、一度はチャレンジしたかったのです。むしろ30代半ばの自分には、今がラストチャンスだという思いがありました」。

伊勢路の楽天時代

for Startups, Inc.の第一印象は「変わった会社」。後に、一人一人が課題を持って働く姿に魅了される

for Startups, Inc.代表の志水と会うことになった伊勢路。このときは、情報収集が目的の一候補者としての面談だった。for Startups, Inc.への第一印象は、「すごく変わった会社」。というのも「他のエージェントは、私のスキルに合わせて転職先候補を提案するのですが、志水は、for Startups, Inc.のビジョンや、今、日本が直面している課題について語るのです」と、伊勢路は振り返る。

その後、for Startups, Inc.の他のメンバーとも会い、印象は「変わった会社」から、「一人一人が課題を持って輝いて仕事をしている」というものに好転した。だが、楽天で要職にあった伊勢路は、そう簡単には動けない。1年ほど後の2017年6月に、for Startups, Inc.に合流することになった。

元々、ベンチャー志向があったことに加え、楽天時代に、人の最適配置について考えるようになったことが、伊勢路をfor Startups, Inc.に導いた。「エンジニアの出すパフォーマンスは、環境に大きく左右されます。その人にフィットする職場であれば、実力あるエンジニアは大変なパフォーマンスを出し、事業成長に大きく貢献します。一方、フィットできなければ、パフォーマンスを発揮できません。そのような組織課題を目の当たりにし、では日本全体を見渡したときに、最適な配置ができているのだろうかと考えるようになったのです。しばしば、日本の生産性は低いと言われます。『モノづくりに関わるエンジニアが、その人が輝けるポジションに行けば、日本も輝くのに』と、思うようになりました。その思いと、for Startups, Inc.の掲げる『成長産業を勝たせる』というビジョンが、ピタリと一致しました」。安定を捨て、伊勢路はチャレンジする道を選んだ。

キャピタリストの仕事を通じて知った数々のスタートアップ。中身を知る貴重な経験に

for Startups, Inc.に合流した伊勢路。いずれは、経験を活かしてプロダクトやサービスの開発に携わるつもりだが、まずは for Startups, Inc.の他のメンバーと同様に、初めてのキャピタリスト業に挑戦中だ。

キャピタリストの仕事を通じ、様々なスタートアップと接する機会にも恵まれた。その経験を、伊勢路は「チームビルディングの支援をしているので、組織としての課題を聞きます。その背景には、どのようにして事業成長を成し遂げるかという戦略があります。外から見える姿と、中の人が見ている風景の違いが興味深いです。for Startups, Inc.に入ったから、このような情報も得られました」と話す。

数ある会社のなかでも、果敢に海外に展開していく会社に、特に畏敬の念を抱く。楽天ですら、海外展開を試みている道半ば。現地のカルチャ―にフィットさせる難しさを間近で見てきただけに、今、メルカリやスマートニュースといった次世代を担うスタートアップが、海外で戦おうとしている姿から目を話せない。世界に羽ばたいていく企業を応援したい――伊勢路の思いだ。

大組織で違和感を抱えていた伊勢路にとって、今は、苦労も含めてすべてが新鮮で楽しい。周囲のメンバーにも恵まれた。「大企業は、総力戦で数字を上げます。尖った個人がいるのではなく、均質に優秀である点が大企業の良さ。一方、ここはみんながパフォーマー。経歴も多様で、自分のプロフェッショナルな領域を持ち、キャピタリストの仕事との両方で力を発揮しています。優秀で、リスペクトできる仲間ばかりです」。そう話す伊勢路も、素晴らしい経歴を持つ。パフォーマー集団の一員として、確かな輝きを放ちつつある。

forstartups,inc.での仕事風景(伊勢路)

一人でも多くのエンジニアにリーチし、スタートアップの世界を伝えていく

日本という国レベルで見たエンジニアの最適配置。for Startups, Inc.への合流のきっかけとなったその思いは、今も伊勢路の原動力だ。そのための当面の課題は、いかに多くのエンジニアにリーチできるかということ。テクノロジーの活用、あるいはイベントの開催など、エンジニアと接するための様々なトライをしているところだ。

「エンジニアの転職は、知り合いの誘いというケースが多く、いわゆる転職市場には、なかなか出てきません。普通に仕事をしていると、そもそも外の情報を得ることも難しいでしょう。一方で、『エンジニアは足りている』という企業はほとんどありません」。このミスマッチを解消するために、伊勢路は、成長産業や業界の構造、注目の会社などの情報を発信し、企業と人をつなげる支援をしていく。

「スタートアップとはどのような世界で、身を投じることでどのようなリターンがあるか、キャリアにはどう影響するか、といった点を、自分が身をもって知ったべンチャーの良さとともに伝えたい。優秀な人にこそ考えてほしいのです」。

スタートアップ=ハードワークで薄給というイメージも、もはや過去のものとなりつつある。有望なスタートアップほど、健全な組織で健全な開発をしてこそ、優れたプロダクトが生まれると考える。優れたベンチャーは、ベンチャーキャピタルも放っておかないため、資金も潤沢だ。正しい姿を伝えて、一人でも多くの人の挑戦を後押ししていく決意だ。

「様々な間接工程がある大企業と異なり、小さな組織は、自分がやっていることがダイレクトに会社の事業に影響する」。それが、伊勢路が実感した大企業との違いだ。そんなスタートアップでこそ得られる手応えを、より多くの人に伝えていくつもりだ。

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