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Interview

『おもしろき こともなき世を おもしろく』幕末志士の如く奔走。LEON系オヤジが構築を目指す、現代版文明開化の礎。

『感動』で明るい未来を。「おもしろきこともなき世をおもしろく」と詠んだ高杉晋作のように

前職GMOではマネージャとして事業部を牽引し、現職for Startupsでもシニアヒューマンキャピタリストとして高いパフォーマンスを発揮している泉。行動力の源泉は『感動を生む事』だ。かつては提案で顧客を感動させ、今は日本の未来を作る国内スタートアップの素晴らしさを伝えることで、一人でも多くのビジネスパーソンに感動を届けようとしている。「現在、国内の就労人口は6,000万人もいるのに、インターネットテクノロジー業界の就労人口は20万人程度しかいません。新たな情報で感動した人が前向きに一歩踏み出せば、日本はもっとおもしろくなるし、日本の国力低下に歯止めを掛けられる。」そう信じて泉は走り続けている。

自らを雑草と称するたくましさ。独学でWebマーケティングを学びインターネットの世界へ

「for Startups社の中で、僕がいちばん雑草感あるんじゃないですかね(笑)」。と泉は言う。

大学はこの業界には珍しい体育学部出身。サッカー選手として膝を悪くした経験からフィジカルトレーナーの道に進み、Jリーグのセレッソ大阪や名古屋グランパスエイトでトレーナー経験を積み、学生ながら愛知国体チームの帯同トレーナーとして成年・少年の部を担当した経験を持つ。

とはいえ当時は就職超氷河期。スポーツ業界も冷え切っており、それ一本で飯を食うのは相当厳しい状況だった。知り合いの紹介でアウトソーシングの会社に入社し、現場を丸ごと請け負う部署で法人営業のイロハを学ぶ。営業、といってもスーツを着るのは週二日程度でその他は半ばガテン系の仕事。物流倉庫やイベント設営の現場で頭にタオルを巻き、腰から工具をぶら下げながら50名~100名程度の部隊を率いて業務を遂行した。

その後、転職した金融業ではセールスとして一定の成果を出していた頃、経営戦略の一環としてインターネット事業構想が上がり、泉がその立ち上げの責任者を担うことになった。

まずはウェブサイト制作の代理店事業からスタートし、1年で10名を雇用できる程の事業部となった。だが、程なくウェブサイトを作るだけでは意味がないことに気付かされる。

「ある時、お客様から『泉さんの勧めでサイトは作ったけど、全然お客さんが来ないよ』と相談を受けたのです。そこから独学で学んで、Webマーケティング事業を始めました」。

当時はまだ、Webマーケティングの黎明期。図らずもこの領域に、初期のうちから飛び込むことになった。より本格的に学び、実践するためにGMO TECH株式会社(前GMO SEOテクノロジー)に転職。今につながるキャリアを歩み始める。2010年のことだ。

泉インタビュー

トップコンサルタントとして活躍。一方でテクノロジーにおける日本の課題にも直面

GMOグループ入社後すぐに実績を作り、わずか半年で全グループアワードにノミネートされ、それ以後もトップコンサルタントとして活躍。泉が心がけていたのは、クライアントの要望を俯瞰した目で捉え、期待以上の提案をすることだ。「要望に対して100%で返せば、クライアントは満足する。でも120%以上だと満足が感動に変わるのです。その瞬間が好きでした」。感動した担当者は、その体験を社内に広めてくれる。とあるナショナルクライアントでは期間限定プロモーションの担当から、最後には各事業部を横断した全社マーケティングプロジェクトを請け負うようになるなど、泉は倍々で売上を伸ばしていった。

「世界で使われているインターネットプラットフォーム事業で、made in Japanが殆どない。日米インターネットの歴史格差は20年ほどの開きがありますが、技術革新のスピードからすればそろそろmade in Japanが生まれてもいいはず、、と疑問に思っていました」。

GMOへのジョインから約4年が過ぎようとしていたその頃、とあるメディアのなかで「インターネットテクノロジーで日本を勝たせたい」と語っている人物がいた。Net jinzai bank(現for Startups社)代表の志水雄一郎である。

以前IT企業関係コミュニティで、泉は日本の人材業界トップクラスのインテリジェンスで有名人だった志水の存在を耳にしたことがあった。「ちょっと変わった人がいて、スピンアウトして新しい会社を作ろうとしている」…そんな噂話だ。頭の片隅にあった志水と、自分が課題に思っていたことが一直線につながった。泉はすぐに志水に会いに行き、今までにない衝撃を受けた。そして、その思いや人柄に惹かれ、迷いなくジョインすることを決めた。

より多くの人に新しい世界を見るきっかけを。そして本質的な価値をマーケットへ提供していく

勿論人材紹介業の経験はない。「でも、何とかなるかなと思いました(笑)」。プライベートで開催しているネット業界関係コミュニティでは、そこで初めて会った人同士が、数カ月後には一緒に新しいプロジェクトに取り組んでいる…というようなことが珍しくない。「for Startupsでやることは、人と人の“結節点”を紡ぎだすことと同じだと思っています」。

これまでは自ら事業を推進する側だったが、今後は最適な支援をする側になる。そう考え、「何とかなる」と思ったのだ。苦悩した時期も乗り越え、現在泉はシニアキャピタリストとして活躍している。

「アスレティックトレーナーを目指していた事も重なりますが、支援サイドが自分の性に合っていると思った」。

事実、支援サイドへと立ち位置を変えたとき、以前はいかにテクノロジー産業の一面しか見ていなかったかも痛感した。また、NET jinzai bank(現for Startups)ジョイン時は10名も居なかったが、今では50名に届く勢いで成長してきている。

泉は言う。「ビジョンドリブンで素敵なメンバーが続々ジョインしてくれています。しかもみんなピュアでハイパフォーマーばかり。このカルチャーは簡単に真似できないものがある。」

定量を追いかけながら、定性としてビジョンを後付けする組織運営が大半な中、for Startupsの考えはその逆を行く。

「定量から追いかけると、やがて人や組織は疲弊するし視野も狭くなりがち。でも弊社は世のモノサシの中で、マーケットに本質的な価値を提供し続ければ自然と定量が達成されるカルチャーがある。そして、全メンバーが体現しようと日々活動している。だから強い。」

また、組織が若い分、仕事終わりに社内で飲みに行くメンバーも多い。時には夜遅く付き合う時もあるが、「20代30代メンバーに紛れても、なんとか付き合い切る」。

世界に目を開けば世の中はもっとおもしろくなる。幕末にも似た時代が到来

『Wake up!』は、インターネット・IoT領域の最前線の動向を、プレーヤーであるベンチャーキャピタルや気鋭のスタートアップ企業が自ら発信するイベントだ。直近では、スポーツ×テクノロジー(Sports Tech)をテーマに、スポーツ領域でARやウェアラブル、IoTなどのビジネスを展開するスタートアップ6社の経営陣が集結した。リアル産業×テクノロジーのX-techは、新ビジネス創出のトレンドだ。金融、不動産、小売などの非IT産業に身を置いている人も、知見を活かして新たなステージに挑戦できるチャンスが到来している。泉は、この熱気をより多くの人に伝えようとしている。

「スタートアップ各社が目指す世界観を、あらゆる人に届けたいです。『Wake up!』も回を重ね、非ITの領域の人も少しずつ来てくれるようになりました。彼らがテクノロジーの世界に初めて触れると、そこに感動が生まれます。その瞬間を目の当たりにするのが好きなのです」。かつて営業で、感動を生み出すことに心血を注いだように、今、泉はまた新たな領域で感動の伝道師になっている。

泉のルーツは山口県(生まれ育ちは大阪)。幕末に高杉晋作を生んだ地だ。歴史上の人物の中で特に好きなのも高杉晋作。彼の辞世の句、「おもしろき こともなき世を おもしろく」は、まさに今の泉の心境でもある。みんながもっと色々な世界と、そこで起きていることを知り感動して一歩踏み出せば、 世の中はもっとおもしろくなるはず。

泉は言う。「面白くない世の中を〝面白い!〟と思えるかどうかは自分の心の置き所次第ですよね。でもそれじゃつまらない。本当に世の中を面白くしないと。」

高杉晋作ら幕末の志士が日本を〝文明開化〟へぐっと進めたように、泉もこの手で、世界に羽ばたく日本の新産業の後押しをすべく、これらの活動をしている。 実際、ここ数年で支援したいくつかの会社は順調に成長している。

周年記念のイベントに呼ばれる等、 年々勢いを増す姿を目にするとき、自分の活動が実を結んでいることを実感するのだ。 世の中のあらゆる人に“感動”を届けながら、泉は今日も走り続ける。

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